SOCKS SOCKSはクライアントのプロキシ要求を実行するプロトコルです。SOCKSは通信の認証と暗号化を可能とし、家庭での利用ではなく、企業での利用で良く知られているものです。SOCKSの詳細についてはNECのWEBサイトを参照して下さい。 このモジュールでは&kde;のネットワーク対応アプリケーションがSOCKSを使えるように設定します。 SOCKSクライアントの設定は、このドキュメントの範囲を超えます。また良く使用されているものですら、個々の設定には非常に大きな差異があります。既に稼働しているSOCKSの実装をお持ちで、コマンドラインクライアント(例えば、lynxftp)でSOCKSが使用できるようになっているならここでは、単にSOCKSサポートを有効にチェックボックスをチェックするだけで済みます。 このボックスがチェックされていると、更にいくつかの設定項目が使用できるようになります。 先ず、あなたのコンピュータにインストールされているSOCKSクライアントの種類を選択します。&kde;は、自動検出が指定されていると、自分でこれを調べようとします。既にお使いのクライアントをご存知なら、NEC Socks または Danteを選択しても良いでしょう。またカスタムビルドされたSOCKSライブラリをお使いの場合には、カスタムライブラリを使用を選択し、ライブラリのパスをパス欄に指定して下さい。 使用しているSOCKSライブラリを&kde;に自動検出させたい場合で、なお且つそれが正常な場所に置かれているか怪しいあるいは、標準的でない場所にインストールしてしまった、というときには、検索する追加的パスを、このパネルの下で追加することができます。パスの追加と削除は、追加削除ボタンを使って下さい。 このモジュールを設定している間は何時でも、テストボタンが使えます。このボタンを押すと、&kde;は即座に、SOCKSが見つかって初期化できたかどうかをメッセージボックスを表示して知らせます。 ここで行った設定の変更は、既に起動されているアプリケーションには反映されません。それらが、SOCKS経由で接続できるようにするためには、一度アプリケーションを閉じ、起動し直して下さい。 日本語翻訳:しのぱ