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path: root/tde-i18n-ja/docs/tdebase/kcontrol/filetypes/index.docbook
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<!DOCTYPE article PUBLIC "-//KDE//DTD DocBook XML V4.1.2-Based Variant V1.1//EN"
"dtd/kdex.dtd" [
<!ENTITY % addindex "IGNORE">
<!ENTITY % Japanese "INCLUDE" 
> <!-- change language only here -->
]>

<article lang="&language;">
<articleinfo>

<title
>ファイルの関連付け</title>
<authorgroup>
<author
> <firstname
>Mike</firstname
> <surname
>McBride</surname
> </author>
<author
><firstname
>日本語訳:Sinopa</firstname
> <affiliation
><address
> <email
>sinohara@kde.gr.jp</email
> </address
></affiliation
></author>
</authorgroup>

<date
>2002-02-12</date>
<releaseinfo
>3.00.00</releaseinfo>

<keywordset>
<keyword
>KDE</keyword>
<keyword
>KControl</keyword>
<keyword
>ファイルの関連付け</keyword>
<keyword
>関連付け</keyword>
</keywordset>
</articleinfo>
<sect1 id="file-assoc">
<title
>ファイルの関連付け</title>

<sect2 id="file-assoc-intro">
<title
>はじめに</title>

<para
>&kde;のもっとも便利な点の一つに、データファイルを自動的にアプリケーションに結びつけられるという点があります。例えば、&konqueror;で任意の&kword;ドキュメントをクリックすると、&kde;は&kword;を開始し、そのファイルが&kword;に読み込まれてすぐに作業に取り掛かれるようになります。</para>

<para
>上に述べた例では、&kword;のデータファイルは&kword;(というアプリケーション)に<emphasis
>関連付けられて</emphasis
>います。これら関連付けは、&kde;の機能にとって非常に重要なものです。</para>

<para
>&kde;がインストールされると、数百の、標準的なデータタイプについての関連付けが作られます。これら初期の関連付けはもっとも一般的に含まれているソフトウェアと、もっとも一般t的なユーザー設定に基づいています。</para>

<para
>残念なことに:</para>

<itemizedlist
> <listitem
><para
>&kde;は全ての有り得そうなソフトウェアとデータファイルの組合せを予想することはできません。</para
></listitem
> <listitem
><para
>&kde;は、未だ開発されていないファイルフォーマットへ対応しておくこともできません。</para
></listitem
> <listitem
><para
>また、&kde;は、特定のファイルフォーマットについて、全ての人の好みのアプリケーションを予想することもできません。</para
></listitem
> </itemizedlist>

<para
>このモジュールを使えば、現在のファイルの関連付けを変更できますし、新しい関連付けも追加できます。</para>

<para
>ファイルの関連付けは&MIME;タイプとして記録されます。&MIME;は<quote
>Multipurpose Internet Mail Extensions</quote
>(汎用インターネットメール拡張)の略です。これにより、コンピュータはファイルのタイプを、ファイルを開いて中身を調べることなく特定することができます。</para>

</sect2>

<sect2 id="file-assoc-use">
<title
>使い方</title>

<para
>ファイルの関連付けは、いくつかのカテゴリに分かれています。:</para>

<orderedlist
> <listitem
><para
>Applications(アプリケーション)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Audio(オーディオ)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Image(イメージ)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Inode(i-nodeオブジェクト)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Messages(メッセージ)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Multipart(マルチパート)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Print(プリント)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Text(テキスト)</para
></listitem
> <listitem
><para
>Video(ビデオ)</para
></listitem
> </orderedlist>

<para
>全ての関連付けは、上記のいずれかに分類されます。</para>

<para
>更に、全体を包括するカテゴリである<quote
>All</quote
>があります。これは全てのファイルタイプを、カテゴリに分けず1つのリストで表示するものです。</para>

<note
><para
>これらのカテゴリには機能上の差異はありません。カテゴリは関連付けを整理しやすいように設計されていますが、どのカテゴリに分類するかによって関連付け自体は影響を受けません。 </para
></note>

<para
>カテゴリは、<guilabel
>既知のタイプ</guilabel
>とラベルが付けられたボックスに表示されています。</para>

<para
>各カテゴリとそれに含まれるファイルの関連付けを見るには、カテゴリの名前をダブルクリックして下さい。そのカテゴリに含まれるMIMEタイプの一覧が表示されます。</para>

<tip
><para
>検索ボックスで、特定の&MIME;タイプを検索することもできます。検索ボックスは<guilabel
>ファイルパターンを検索</guilabel
>とラベルが付けられていて、カテゴリリストの上にあります。</para
> <para
>探そうとしてる&MIME;タイプ名の最初の文字を入れるとカテゴリは自動的に展開されて、指定された文字で始まるMIMEタイプ名のもののみ表示されます。</para
> <para
>さらにMIMEタイプ目の2文字目を入力すると、リストされるMIMEタイプは入力された2文字で始まるものだけに絞り込まれます。</para
></tip>

<sect3 id="file-assoc-use-add">
<title
>新規MIMEタイプを追加する</title>

<para
>新規&MIME;タイプを関連付けに追加するには<guibutton
>追加</guibutton
>ボタンをクリックして下さい。小さなダイアログボックスが開きますので、ここでドロップダウンボックスで、カテゴリを選択し、<guilabel
>タイプ名</guilabel
>とラベルの付けられたテキストボックスに&MIME;名を指定します。指定した内容で追加する時は<guibutton
>はい</guibutton
>をクリックして下さい。取り止めたい時は <guibutton
>キャンセル</guibutton
> ボタンをクリックして下さい。</para>

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-use-del">
<title
>MIMEタイプを削除する</title>

<para
>&MIME;タイプを削除するには、まず削除したい&MIME;タイプを選択して下さい。それから<guibutton
>削除</guibutton
>ボタンをクリックします。すると即座に&MIME;タイプが削除されます。</para>

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-use-edit">
<title
>MIMEタイプのプロパティーを編集する</title>

<para
>&MIME;タイプの編集を行うには、まずどの&MIME;タイプを編集するかを決めなければなりません。それには、各カテゴリを探して行って、該当のものを見付けたら、そのタイプをマウスでクリックして下さい。</para>

<para
>&MIME;タイプを選択すると、そのタイプの現在の値がモジュールのウィンドウに表示されます。</para>

<para
>現在値の表示画面は2つのタブに分かれています:<guilabel
>一般</guilabel
>と<guilabel
>組込み</guilabel
>の2つです。</para>

<variablelist
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>一般</guilabel
></term
> <listitem
> <para
>このタブには4種類のプロパティがあります:</para
> <orderedlist
> <listitem
><para
><guilabel
>MIMEタイプアイコン</guilabel
>: このアイコンは&konqueror;をファイルマネーとして使っている時に、表示に使われます。</para
></listitem
> <listitem
><para
><guilabel
>ファイルパターン</guilabel
>: これは&kde;が&MIME;タイプを決定するのに使用する、ファイル名の検索パターンです。</para
></listitem
> <listitem
><para
><guilabel
>説明</guilabel
>: これはファイルタイプに関する短い説明文で、ユーザーの便利の為に用意されています。</para
></listitem
> <listitem
><para
><guilabel
>アプリケーションの優先度</guilabel
>: これは、そのMIMEタイプに関連付けられているアプリケーション間の優先順位を決定するものです。</para
></listitem
> </orderedlist
> </listitem
> </varlistentry
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>組込み タブ</guilabel
></term
> <listitem
> <para
>組込みタブでは、ファイルが&konqueror;のウィンドウの中で表示されるべきか、あるいは別途起動された、関連付けられたアプリケーションにより表示されるべきかを指定します。</para
> </listitem
> </varlistentry
> </variablelist
> 

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-use-icon">
<title
>アイコンを変える</title>

<para
>アイコンを変更するには、アイコンのボタンをクリックして下さい。利用可能なアイコンを表示したダイアログボックスが開きます。そこで、アイコンを選択してから<guibutton
>はい</guibutton
>をクリックして下さい。</para
> 

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-use-pattern">
<title
>MIME-タイプ パターンの編集</title>

<para
><guilabel
>ファイルパターン</guilabel
>とラベル付けされたボックスは、そのMIMEタイプに含まれるファイルのファイル名のパターンを指定します。</para>

<para
>通常、ファイルはファイル名の末尾によって選択されます。(例:ファイル名が<literal role="extension"
>.wav</literal
>で終るファイルはサウンドファイルで、WAVフォーマットが使用されています。また、<literal role="extension"
>.c</literal
>で終るファイル名のファイルは、Cで書かれたプログラムのファイルです。)</para>

<para
>このコンボボックスに、ファイル名の検索マスクを入力して下さい。</para>

<para
>アスタリスク(<literal
>*</literal
>) はワイルドカードで、殆んどの全てのMIMEタイプのファイルパターンで使用されます。ワイルドカードに関する完全な説明は、このドキュメントの範囲を超えてしまいます。しかしアスタリスクについて理解しておくことは重要です。これは、任意の文字の任意の文字数に<quote
>マッチ</quote
>します。例:<userinput
>*.pdf</userinput
>は、<filename
>Datafile.pdf</filename
>, <filename
>Graphics.pdf</filename
> , <filename
>User.pdf</filename
>等にマッチします。しかし、<filename
>PDF</filename
>, <filename
>Datafile.PDF</filename
>, , <filename
>.pdf</filename
> にはマッチしません。</para>

<tip
><para
>複数のファイル名パターンを用意しておくと便利です。一つは小文字、もう一つは大文字という風に。これは&kde;が正しくファイルタイプを決定する助けになります。</para
></tip>

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-use-desc">
<title
>MIMEタイプの説明を編集する</title>

<para
><guilabel
>説明</guilabel
>と付けられたテキストボックスに、&MIME;タイプに関する簡単な説明を入力できます。このラベルは、ユーザーに見やすくする為にあるもので、&MIME;タイプの機能に影響しません</para>

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-use-app">
<title
>アプリケーションとの関連付けの編集</title>

<para
>アプリケーションの設定を行う為に、4つのボタン(<guibutton
>上に移動</guibutton
>, <guibutton
>下に移動</guibutton
>, <guibutton
>追加</guibutton
> , <guibutton
>削除</guibutton
>)とコンボボックス1つが(アプリケーションの一覧)が用意されています。</para>

<para
>このコンボボックスは、そのMIMEタイプに関連付けられた全てのアプリケーションを一覧しています。この一覧の並び順には意味があります。一番上にあるアプリケーションが最初に適用されるアプリケーションになるのです。2番目のアプリケーションが次に適用され、以下リストに並んでいる順に適用されるようになります。</para>

<note
><para
>&MIME;タイプに複数のアプリケーションがあるのはどういう意味でしょう?。何故これが必要なのでしょう?</para
> <para
>&kde;には数百の定義済み関連付けが付いて来ると、最初言いました。実際のところは、&kde;がインストールされるシステム毎にアプリケーションは様々です。&MIME;タイプに複数の関連付けができるので、特定のアプリケーションが存在しないシステム上でも&kde;は使用し続けることができるのです。</para
> <para
>例を挙げましょう:</para
> <para
>&MIME;タイプ <literal
>pdf</literal
> には、2つの関連付けられたアプリケーションがあります。最初のプログラムは<application
>PS Viewer</application
>と呼ばれるものです。もしあなたのシステムに<application
>PS Viewer</application
>がインストールされていなければ、&kde;は自動的に2番目のアプリケーションである<application
>Adobe Acrobat Reader</application
>.を使います。すぐ分かるように、これによって、あなたがアプリケーションを追加したり、削除したりしても&kde;は機能し続ける事ができます。</para
></note>

<para
>順番は重要だと指摘しました。アプリケーションの順番を変更するには、変更したいアプリケーションをマウスでクリックし、<guibutton
>上に移動</guibutton
> か <guibutton
>下に移動</guibutton
> のどちらかのボタンをクリックします。すると選択されたアプリケーションのリスト内での位置が(クリックしたボタンに応じて)上下します。 </para>

<para
><guibutton
>追加</guibutton
>ボタンをクリックして、アプリケーションを追加できます。ダイアログボックスが開きますので、このダイアログボックスで、そのMIMEタイプに関連付けたいアプリケーションを選択できます。指定し終って<guibutton
>はい</guibutton
>をクリックすると、一覧にそのアプリケーションが追加されているでしょう。</para>

<para
>アプリケーションを削除(それ以降、その&MIME;タイプのファイルをクリックしてもそのアプリケーションが走ることはなくなります)するには、<guibutton
>削除</guibutton
>ボタンをクリックします。</para>

<tip
><para
><guibutton
>上に移動</guibutton
> や <guibutton
>下に移動</guibutton
>を使って、起動させたくないアプリケーションをリストの下の方に移動させるのは良いアイディアです。そのアプリケーションを削除してしまうと、例えばあなたのお好みのアプリケーション がおかしくなってしまった時、そのドキュメントを見る為に使えるアプリケーションが無くなってしまうかも知れません。</para
></tip>

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-embedding">
<title
>組込み</title>
<para
><guilabel
>組込み</guilabel
>タブをクリックすると:</para>

<para
><guilabel
>左クリック時の動作</guilabel
>とラベルの付けられた3つのラディオボタンがあります。これは<application
>konqueror</application
>が、選択されたMIMEタイプのファイルを参照する方法を決定します。</para>

<variablelist
> <varlistentry
><term
>組込みのビューアでファイルを表示</term
> <listitem
><para
>ここが選択されると、ファイルは&konqueror;のウィンドウの<emphasis
>中で</emphasis
>表示されます。</para
></listitem
></varlistentry
> <varlistentry
><term
>独立したビューアで表示</term
> <listitem
><para
>このMIMEタイプを表示する時には、別のウィンドウが開きます。</para
></listitem
></varlistentry
> <varlistentry
><term
>グループの設定を使う</term
> <listitem
><para
>そのMIMEタイプに関する設定は、属しているMIMEタイプのグループの設定と同じになります。(もしaudio関連の MIMEタイプを編集しているなら、audioグループの設定が使われます)</para
></listitem
></varlistentry
> </variablelist>

<para
>その下にあるのは<guilabel
>サービスの優先度</guilabel
>と付けられたリストボックスです。</para>

<para
>&konqueror;を使っている時、右ボタンクリックで出るメニューに<guimenu
>...でプレビュー</guimenu
>という項目があります。このリストボックスは、その項目に表示されるアプリケーションを一覧しています。このリストボックスの並び順は、メニューに表示される際の順になっています。</para>

<para
><guibutton
>上に移動</guibutton
> と <guibutton
>下に移動</guibutton
> を使って順番を変更できます。</para>

</sect3>

<sect3 id="file-assoc-use-done">
<title
>変更を保存する</title>

<para
>MIMEタイプの設定を変更した後で、<guibutton
>適用</guibutton
>ボタンをクリックすると、設定は保存されます。ただし、モジュールは閉じません。</para>

<para
><guibutton
>はい</guibutton
>ボタンをクリックすれば、設定は保存され、コントロールセンターのメインスクリーンに戻ります。</para>

<para
><guibutton
>キャンセル</guibutton
> をクリックすると、全ての変更は捨てられ、コントロールセンターのメインスクリーンに戻ります。</para>

</sect3>
</sect2>

<sect2 id="file-assoc-author">
<title
>このセクションの作者</title>
<para
>Mike McBride <email
>mpmcbride7@yahoo.com</email
></para>
<para
>日本語翻訳:しのぱ</para>

</sect2>
</sect1>

</article>